【マレーシア】レカム、地場電気部品販売会社の買収完了[電機]

情報通信機器や発光ダイオード(LED)照明などを販売するレカム(東京都渋谷区)は1日、電気製品・部品の販売を手がけるマレーシアのシン・リアンワ・エレクトリック(SLWE)の株式譲渡手続きが完了したと発表した。SLWEの全株式を取得し、連結子会社化した。

SLWEは1977年の設立で、資本金は100万リンギ(約3,150万円)。首都クアラルンプールに拠点を構え、卸・小売業者、照明店、電子商取引(EC)などに電気製品・部品を販売している。

レカムは2021年、電器・照明器具の卸売りを手がけるマレーシアのシン・リアンワ・ライティング(SLW)を完全子会社化した。今回買収したSLWEは、同社の旧親会社にあたる。

レカムは、マレーシアの事業会社の売上総額が、日本国内のソリューション事業の売上総額に並ぶ規模になると予想。既存事業の拡大や新規事業の立ち上げなどで各社の成長を促し、高成長を目指す。

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