18年の時を経てセルヒオ・ラモスが古巣セビージャへ復帰か

写真:現在フリーエージェントとなっているセルヒオ・ラモス ©Getty Images

元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが故郷のクラブであるセビージャへの加入が間近となっており、契約年数や給与の話し合いが行われている段階だという。スペインメディア『El Desmarque』電子版が伝えている。

2023年6月に契約満了によりパリ・サンジェルマンを退団後、所属先が決まらずフリーエージェントとなっていたセルヒオ・ラモス。8月には古巣であるセビージャのスポーツディレクターを務めるビクトル・オルタ氏が「今シーズン、セルヒオ・ラモスがセビージャでプレーする可能性はない」と復帰を完全否定していた。

イタリア人ジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏によると、サウジアラビアやトルコからの正式オファーを受けていたようだが、セビージャからの正式オファーが届くのを待っていたため、それらのオファーに対し具体的な返事をしていなかった。そして9月3日、古巣であるセビージャからの正式オファーが届き、早ければ数時間後には移籍先を決める状況だという。

今シーズンのセビージャは最悪のスタートを迎えており、9月3日(リーグ戦3試合消化時点)の段階でリーグ3連敗、計8失点と守備陣の補強が急務となっている。

一方で、セビージャのファンがこの移籍を快く思うのかは疑問が残る。セルヒオ・ラモスはレアル・マドリード在籍時代に、セビージャの本拠地であるラモン・サンチェス・ピスフアンでの挑発的なゴールパフォーマンスや、試合後のインタビューでのセビージャファンに対するリスペクトが欠ける発言があったからだ。セルヒオ・ラモスの復帰が決まった際の現地ファンの反応にも注目だ。

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