【ブンデスリーガ日本人選手】浅野がドッペルパックの活躍もボーフムは今季初勝利ならず…、板倉は王者相手に今季2点目をマーク

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第3節が週末にドイツ各所で行われた。

今シーズンのブンデスリーガにはボルシアMGのDF板倉滉、フライブルクのMF堂安律、フランクフルトのDF長谷部誠らに加え、アウグスブルクに加入したMF奥川雅也が2季ぶりに1部に復帰した。

今シーズンも多くの選手が活躍する中、第3節では板倉、伊藤、浅野が先発出場、堂安が途中出場している。

浅野が先発したボーフムは、奥川の所属するアウグスブルクと対戦。35分にベリョで先制を許したボーフムだったが、前半アディショナルタイム3分にゴール前の混戦からルーズボールに反応した浅野がハーフボレーシュートをゴール右に突き刺し、前半を1-1で折り返す。

追いついたボーフムは62分にデミロビッチのゴールで勝ち越しを許したが、今季リーグ戦初ゴールで勢いづく浅野が再びネットを揺らす。64分、敵陣中盤からシュテーガーがゴール前へループパスを供給すると、うまく抜け出した浅野が右足のアウトサイドに当てた技ありボレーでゴールネットを揺らした。

その後、浅野は81分に交代。試合は試合は終盤にかけて一進一退の攻防を繰り広げたが、追加点は生まれず、2-2の引き分けに終わった。なお、奥川はケガのためベンチ外となっていた。

また、板倉が先発したボルシアMGは、バイエルンをホームに迎えた。 立ち上がりからバイエルンに押し込まれる展開の続いたボルシアMGだったが、30分に先制する。右CKをニアサイドのウーバーがヘッドで逸らすと、ファーサイドの板倉が技ありのループヘディングシュートを流し込んだ。

板倉の今季2点目で先手を取ったボルシアMGだったが、58分にサネのゴールで同点に追いつかれると、終盤の87分にキミッヒの右CKからテルのヘディングシュートを流し込まれ、逆転負けを喫した。

★板倉滉[ボルシアMG]

9/2

ボルシアMG 1-2 バイエルン

◆フル出場、30分にゴールを記録

★長谷部誠[フランクフルト]

9/3

フランクフルト 1-1 ケルン

◆ベンチ入りも出場せず

★奥川雅也[アウグスブルク]

9/2

アウグスブルク 2-2 ボーフム

◆ベンチ入りせず

★堂安律[フライブルク]

9/2

シュツットガルト 5-0 フライブルク

◆後半からプレー

★伊藤洋輝[シュツットガルト]

9/2

シュツットガルト 5-0 フライブルク

◆フル出場

★原口元気[シュツットガルト]

9/2

シュツットガルト 5-0 フライブルク

◆ベンチ入りも出場せず

★浅野拓磨[ボーフム]

9/2

アウグスブルク 2-2 ボーフム

◆81分までプレー、前半AT3分と64分にゴールを記録

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