ベリンガムが圧巻の4戦連発、後半ATの劇的逆転弾でマドリーが開幕4連勝【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーは2日、ラ・リーガ第4節でヘタフェをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。

マドリーは前節、セルタ相手にベリンガムの開幕から3戦連発弾で辛勝し3連勝スタート。そのセルタ戦で負傷したヴィニシウスに代わってホセルが復帰後初先発となった。

ホセルとロドリゴの2トップとする[4-4-2]で臨んだマドリーが立ち上がりから押し込む展開とするも、11分にミスから失点する。フラン・ガルシアのミスパスをカットされた流れからマジョラルに決められてしまった。

マジョラルの恩返し弾を浴びたマドリーは23分、ベリンガムがボックス内で倒れてPKを獲得しかけるも、VARが入ってノーファウル判定に。

32分にはモドリッチのダイビングヘッドが枠を捉えていたが、GKソリアのファインセーブに阻まれると、40分のフラン・ガルシアの突破からクロスに合わせたホセルのシュートもGKソリアの好守に阻止され、前半を1点ビハインドのまま終えた。

それでも迎えた後半開始2分に追いつく。CKの流れからモドリッチが右足アウトで入れたクロスがゴール前の混戦を生むと、最後はホセルが蹴り込んだ。

同点として攻勢のマドリーは54分、クロースのミドルシュートがポストに直撃。ルーズボールに詰めたクロースのシュートはGKソリアのセーブに阻まれてしまう。

その後、57分のアレーニャのミドルシュートをGKケパが防いだマドリーが引き続き押し込んでいくと、カルハバルのクロスがポストに直撃。

押せ押せのマドリーは66分、ホセルのボレーが枠を捉えたが、ここもGKソリアに立ちはだかれてしまう。

逆転弾が遠いマドリーはブラヒム・ディアスを投入。終盤にかけては好機を作れずにいたが、9分の追加タイムが与えられた中で同3分に逆転する。

FKの流れからL・バスケスがミドルシュートを放つと、ここまで再三再四好守を見せていたGKソリアがファンブル。ルーズボールをベリンガムが詰めて逆転弾を奪った。

ベリンガムの4戦連発弾でマドリーが劇的な開幕4連勝スタートとしている。

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