エンゼルスがアスレチックスに3連敗 大谷は2度目の「40-20」

【エンゼルス6-10アスレチックス】@オークランド・コロシアム

エンゼルスは4回表に3点を先制したものの、6回裏に2本のアーチを浴びて4失点。7回表に同点としたが、7回裏に一挙6点を失い、6対10で敗れてアスレチックス3連戦にまさかの3連敗となった。アスレチックス3番手のフランシスコ・ペレスがメジャー初勝利(1敗)をマークし、6番手のトレバー・メイは17セーブ目を記録。エンゼルス3番手のホセ・ソリアーノは一死しか取れず6失点(自責点4)で試合をぶち壊し、メジャー初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスは4回表にエデュアルド・エスコバーの6号2ランとチャド・ウォラックのタイムリー二塁打で3点を先制。先発のタイラー・アンダーソンは3四球で招いた4回裏無死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、5回までアスレチックス打線をノーヒットに封じた。

ところが、6回裏先頭のザック・ゲロフに初安打となる内野安打を許すと、続くライアン・ノダに13号2ランを被弾。さらに、一死1塁の場面でアンダーソンをリリーフした2番手のアンドリュー・ワンツがセス・ブラウンに13号2ランを浴び、アスレチックスに逆転を許した。

7回表にルイス・レンヒーフォの15号ソロで4対4の同点に追いついたが、7回裏に登板した3番手のソリアーノが大誤算。自身のミスもあって一死満塁のピンチを招くと、トニー・ケンプのタイムリー(とミッキー・モニアックの悪送球)、シェイ・ランゲリアーズのタイムリー二塁打で5点を勝ち越され、4番手のホセ・マルテもローレンス・バトラーにタイムリー内野安打を許して一挙6失点のビッグイニングとなってしまった。

9回表に一死1・2塁のチャンスを作り、相手投手の暴投とレンヒーフォのタイムリーで2点を返したが、6対10で試合終了。メジャー最低勝率のアスレチックスに3連戦をスイープされ、今季ワーストの借金9となった。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、3打数0安打2四球1盗塁。5回表に今季20個目の盗塁をマークし、2021年(46本塁打・26盗塁)以来2年ぶり2度目となる「40-20」を達成した。複数回の「40-20」達成はハンク・アーロン、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.らに続いて史上8人目の快挙。今季の打撃成績は打率.304、出塁率.412、OPS1.066となっている。

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