シティDFカイル・ウォーカー、バイエルン移籍消滅を説明 「なぜこんなクラブを去りたいんだい」

欧州主要リーグの夏移籍市場がクローズとなった。

バイエルン・ミュンヘンへの移籍が噂されていたカイル・ウォーカーは、マンチェスター・シティに残留することになった。シティとの契約は2024年6月末までとなっているが、現在は契約延長の可能性が高まっているようだ。

『Daily Mail』によると、ウォーカーはその理由をこう説明していたそう。

「(バイエルン移籍に)近づいていたけれど、サッカー界ではこういうことが起きる。

決断が下されることもあれば、事態が変わることもある。こうなるはずではなかった。

この経験を楽しめたか?もちろん、そうだろう。でも、ここは偉大なクラブだし、このクラブが6~7年で成し遂げていたことを過小評価することはできない。

自分にふさわしい十分な試合時間を得られるなら、なぜ去らなければいけないのか。望んでいるのはそれだけだ。

誰(どのクラブ)が俺に最も年数をくれるかが重要だった。

より悪いクラブに行くつもりはなかった。バイエルンは巨大なクラブだし、ハリー(ケイン)があそこでやっていることややるであろうことを見ている。ステップダウンではない。

頭の片隅ではずっとシティでプレーしたかったんだ。でも、自分と将来にとって正しいことをしなければいけなかった。

どのクラブが最高レベルでプレーするための契約年数を与えてくれるのかが重要だった」

「(日本で7月にバイエルンと対戦した際にはシティのキャプテンを務めたが)

俺はシティの選手だ。契約があるのにどうしろと?『バイエルンへの移籍を強行したいからプレーしない』とでも言うのか。

俺はそんな人間じゃない。このクラブとの契約があるし、満了までプレーするか、売られるかだ。そして、俺は売られなかった。

(いまは)契約延長が近づいている。ここで7年目になるし、自分を古参のひとりだと感じているよ。

ここが大好きさ。ここでしか夢見ることができない経験をしてきた。特に昨シーズンはね。なので、なぜこんなクラブを去りたいんだい?

(イルカイ・ギュンドアンに代わる新キャプテンを選ぶ)投票はまだ。移籍市場がクローズした後にやるのが好まれる。

名誉だし、当然やりたい。ピッチ内外での自分の知識や人生経験を伝えることができないなら、こんな偉大なクラブでプレーするべきではない」

バイエルン移籍に近づいていたのは確かだったようだ。

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ただ、本音ではシティでプレーをしたかったそうで、近く契約延長する見込みだそう。

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