8月の各賞受賞者が決定 フリオ、ベッツ、ラガンス、ペラルタら

日本時間9月4日、MLB機構は8月の各賞受賞者を発表し、月間最優秀選手にはフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)とムーキー・ベッツ(ドジャース)が選出された。月間最優秀投手にはコール・ラガンス(ロイヤルズ)とフレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)、月間最優秀新人にはザック・ゲロフ(アスレチックス)とジェームス・アウトマン(ドジャース)、月間最優秀リリーバーにはアンドレス・ムニョス(マリナーズ)とライセル・イグレシアス(ブレーブス)が選出されている。

◆月間最優秀選手
ロドリゲスは23試合に出場して打率.429(105打数45安打)、7本塁打、30打点、11盗塁、OPS1.198の好成績をマーク。月間最優秀新人は昨季2度受賞しているが、月間最優秀選手はキャリア初受賞となった。ベッツは28試合に出場して打率.455(112打数51安打)、11本塁打、30打点、3盗塁、OPS1.355と大暴れ。月間最優秀選手はレッドソックス時代の2016年7月以来2度目、ナ・リーグでは初受賞となった。

◆月間最優秀投手
ラガンスは6試合に先発して36回2/3を投げ、3勝1敗、防御率1.72、53奪三振の好成績をマーク。アロルディス・チャップマンとのトレードでロイヤルズへ移籍して急成長を遂げ、初の月間最優秀投手に輝いた。ペラルタは5試合に先発して30イニングを投げ、5勝0敗、防御率2.10、46奪三振の大活躍。地区首位に立つチームの戦いを牽引し、キャリアで初めて月間最優秀投手に選ばれた。

◆月間最優秀新人
ゲロフは7月にデビューし、8月は27試合に出場して打率.286、7本塁打、15打点、4盗塁、OPS.912を記録。強打の二塁手としての活躍が認められ、月間最優秀新人に選出された。アウトマンは26試合に出場して打率.277、5本塁打、15打点、2盗塁、OPS.890をマーク。月間最優秀新人に選ばれるのは4月に続いて今季2度目となった。

◆月間最優秀リリーバー
ムニョスは14試合に登板して14イニングを投げ、1勝1敗9セーブ、防御率1.93、20奪三振を記録。WHIP1.36という数字が示すように不安定な登板もあったが、トレードで放出されたポール・シーウォルドに代わるクローザーとしてチームの戦いを支え、初の月間最優秀リリーバーに選ばれた。イグレシアスは13試合に登板して13イニングを投げ、0勝0敗7セーブ、防御率0.00、17奪三振とほぼ完璧なピッチング。月間最優秀リリーバーに選ばれるのはエンゼルス時代の2021年7月に続いてキャリア2度目となった。

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