LRT開業後初の栃木SCホーム戦 サポーターは

 宇都宮市と芳賀町を結ぶ路面電車LRT・ライトラインが開業してから、サッカーJ2栃木SCの試合が沿線にある県グリーンスタジアムで初めて行われ、多くのサポーターがLRTを使って観戦に訪れました。

 栃木SC対藤枝MYFCの試合が始まる2時間ほど前、午後4時ごろのグリーンスタジアム前停留場にはLRTを利用して、スタジアムに向かうサポーターたちが次々と降りてきます。

 LRTを運行する宇都宮ライトレールは、この試合が終わる時間に合わせて、グリーンスタジアム前から宇都宮駅東口に向かう列車を臨時で2本増やし、通常は平石止まりの午後10時29分発を宇都宮駅東口まで延長しました。

 LRTは開業後最初の日曜日の8月27日には、およそ1万9千人が利用するなど、混雑によるダイヤの乱れが時折あり運行会社では現金払いよりスムーズに乗り降りができる交通系ICカードの利用を呼びかけています。

 平日に通勤や通学で利用する人のほか、今後、県グリーンスタジアムや清原球場で行われるスポーツの試合観戦などでの利用も見込まれ、事前の需要予測に対する利用者数がどれほどになるのか注目されます。

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