残暑の終わりまだ見えず 全国に高温に関する早期天候情報

4日(月)の最高気温(午後2時半現在)

 きょう(月)は東海から西日本にかけて、厳しい残暑となっている。最高気温は、広島37.4℃、高知と江川崎(高知)で37.3℃、防府(山口)と中村(高知)で36.9℃、松山36.7℃、府中(広島)36.4℃など(午後2時半まで)。高知は夏以降、最も気温が高くなった。あす(火)は暑さの中心が関東甲信へ移り、東京都心で35℃以上の猛暑日となる可能性がある。

高温に関する早期天候情報

早期天候情報(平均気温)

 全国的に向こう2週間も暖かい空気に覆われるため、気温が平年並みか高い日が多い見込み。とくに、北・東日本~九州北部(山口県を含む)は10日(日)ごろから、九州南部と奄美は11日(月)ごろから、沖縄は13日(水)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理、農作物や家畜の管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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