焦って翻意? ファン・デ・ベークが一度拒否したオファーを移籍最終日に覆そうとするも実らず…また居場所がない日々か

[写真:Getty Images]

リーグ・アンのロリアンは、移籍最終日に選手獲得を逃していたようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

1日に移籍市場が終了したリーグ・アン。ロリアンは最終日にも選手を補強していた中、ある選手の獲得に漕ぎつけようとしていた。

その選手は、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(26)とのことだ。

2020年9月にアヤックスからユナイテッドに加入したファン・デ・ベークだが、大きな期待とは裏腹にチームでは不遇の時間を過ごすことに。2022年1月にはエバートンへとレンタル移籍すると、復帰した2022-23シーズンは公式戦10試合の出場に終わっていた。

アヤックス時代の恩師でもあるエリク・テン・ハグ監督が就任しても立場は変わらず、今夏の移籍市場ではレアル・ソシエダやインテルなどへの話が浮上するも、交渉は進まなかった。

『レキップ』によると、そのファン・デ・ベークに関心を寄せていたロリアンは、なんとかユナイテッドと合意に至ったとのこと。しかし、ファン・デ・ベーク本人を説得することができなかったようだ。

報道によれば、8月の中旬にロリアンからの関心を全面的に拒否していたというファン・デ・ベークだったが、デッドライン・デイの1日の夜に突如翻意。ロリアンへの移籍に向けて、交渉に応じる姿勢を見せたという。

しかし、以前拒否されていたロリアンは、ギリギリのタイミングでその話を持ち掛けられても動けず。上層は話を聞こうとせずに、獲得を見送ることを決定したという。

結果として、飼い殺し状態になることが濃厚なファン・デ・ベーク。開幕からメンバー入りすらできていない現状に、自身の判断を後悔しないことを願うばかりだ。

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