「正しい選択をしないとだった」…ウォーカーがバイエルン行きとで揺れた今夏回想! シティとの契約延長間近も認める
イングランド代表DFカイル・ウォーカー(33)がバイエルン行きで揺れた今夏を振り返り、マンチェスター・シティとの契約を延長する見通しを認めた。
2017年夏にトッテナムからシティ入りし、昨季も主力としてチームの悲願だったチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む3冠に貢献したウォーカー。だが、CL決勝でのサブ起用に不満を抱いていると報じられ、去就話が盛んだった。
さらに、契約最終年とあって、より注目を集めるなか、バイエルンの動きが取り沙汰されるようになると、日に日に話が具体化していったが、最終的に実現せず。そうして、今季のシティではここまで公式戦6試合でフル出場が続く。
イギリス『BBC』によると、ウォーカーは今夏をこう振り返ったという。
「決断できたけど、物事も変わりうる。近かったけど、フットボールでは起こりうること。そうなるはずではなかったけどね。その経験を楽しんだかって? 楽しめたけど、ここだって素晴らしいクラブで、ここ6、7年の功績を過小評価なんてできない」
そんな右サイドバックはまた、去就を決める上で求めたものを明かした。
「自分に見合った出場期間が得られるなら、なぜ出ていかないといけない? それが僕の望むすべてだ。最も多くの年数を与えてくれるのはどこかということだった」
「バイエルンは大きなクラブであって、ハリー(・ケイン)がそこで何をしているのか、そしてこれから何をやろうとしているのかを見たら、ステップダウンではなかったし、より悪いクラブに行くという話ではなかった」
「頭の片隅ではずっとマンチェスター・シティでプレーしたい思いがあったけど、自分と将来にとって正しい選択をしないといけなかった。それはどのクラブが僕に最高レベルのフットボールをするための契約年数を与えてくれるのかということだったんだ」
その末、今ではシティとの契約延長に近づいている状況を口にしている。
「契約延長に近づいているよ。ここにきて7季目になるけど、古株の1人のようにも感じる。ここが好きなんだ。とりわけ、昨季は夢に見た経験をした。なのに、どうしてそんなクラブを去りたいと思うのか」
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、新契約は2026年夏までになるようだ。