25周年祝うまつり、児童ら「生出さんさ」披露 ユートランド姫神

先輩から引き継いできた「生出さんさ」を披露する児童

 盛岡市下田のユートランド姫神(熊谷俊彦社長)で2日、ユートランドまつり(たまやま振興主催)が開かれた。開業25周年イベントとし、食や雑貨の販売、ステージ発表などを展開。地元住民ら多くが満喫し、交流施設の節目を祝った。

 ステージ発表のトップバッターは、地元の生出小児童ら18人。伝統の「生出さんさ」を元気に披露し、太鼓リーダーの岩崎花椰乃(かやの)さん(6年)は「緊張したけれど、最後まで諦めないでたたくことができた」と充実した表情を見せた。

 同校は毎年、運動会や地域行事で踊りを発表してきた。30年以上指導している地元の佐々木ノブヨさん(73)も見守り、「そろって上手に踊れるようになった」とほほ笑んだ。

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