通天閣にデジタルサイネージ導入 大阪、22日から本点灯

屋外広告が電子看板に刷新されるのを前に、試験点灯された通天閣=4日夜、大阪市浪速区

 大阪市浪速区の観光名所・通天閣の南側面に点灯する屋外広告がデジタルサイネージ(電子看板)に刷新されるのを前に4日、広告スポンサーを務める日立製作所が試験点灯した。「社会イノベーションの日立」などの表記を縦に流れるように動かしたり、英語や中国語などでも表示したりする。22日から本点灯の予定。

 約1年間のリニューアル工事を終え、文字看板から、高さ約32メートル、横幅約3メートルの大型の電子看板に生まれ変わった。今後は日立や通天閣に関する情報を発信する。

 日立は関西での知名度向上を狙い、1957年に広告スポンサーとなった。動く広告を導入するのは初めて。

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