SBK:カワサキ離脱のジョナサン・レイ、ヤマハに移籍決定。ロカテッリとともに2025年まで2年契約

 9月4日、ヤマハ・モーター・ヨーロッパは、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているPata Yamaha Prometeon WorldSBKに2024年からジョナサン・レイを起用すると発表した。

 まず、5月に2020年からヤマハに移籍して2021年は13勝でチャンピオンに輝いたトプラク・ラズガットリオグルがヤマハを離れることが決定した。彼は2024年からROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamに移籍して、BMW M1000RRを駆る。

トプラク・ラズガットリオグル

 そして、9月4日に2015年から9年間をKawasaki Racing Team WorldSBKで過ごし、6度のチャンピオンを獲得したレイが2023年限りでカワサキを離脱することが明かされた。

 同日にはヤマハがカワサキを離れるレイと、2024年から2025年まで2年契約を結んだことが発表。レイはラズガットリオグルの後任として来季からPata Yamaha Prometeon WorldSBKに加入してヤマハYZF-R1を駆る。チームメイトはアンドレア・ロカテッリだ。

 ヤマハの目標はレイが勝利数を増やし、7つ目のSBKタイトルを獲得した最初のライダーにさせることだという。

2020年SBK第8戦エストリル(ポルトガル) レース1 ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

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