未解決のまま23年 スーパー従業員 強盗殺人事件

広島市のスーパーマーケットで男性従業員が殺害され、手提げ金庫などが奪われた事件は、未解決のまま23年が経ちました。

「些細なことでもいいので、何か分かったら捜査協力よろしくお願いします。」

JR五日市駅では4日朝、警察官ら14人が、犯人の特徴を記載したチラシなどを配り、情報提供を呼びかけました。

2000年9月3日…。広島市佐伯区の「マルショク五日市店」で、当時36歳の従業員新谷進さんが殺害され、手提げ金庫などが奪われました。県警は強盗殺人事件として捜査していますが、いまだ解決には至っていません。

■村田記者

「県警は、佐伯警察署に設置しているこちらの捜査本部で、現在も捜査にあたっています」

亡くなった新谷さんの写真が置かれた一室では今も35人態勢で捜査が続いています。県警は4日、犯人が使っていたものと同じ型の靴などを公開…。靴のサイズはおよそ25センチです。履いていたとみられるズボンは、府中市のメーカーが製造したもので、股下61センチに裾上げされています。また現場付近では、男が目撃されていて当時30歳から50歳ぐらい。身長は150センチから160センチほどでした。

■佐伯署 岡本美彦 署長

「(犯人に)もう一歩で手が届くという信念を持って捜査を継続しています。是非情報提供いただければと思います。」

今年に入り新たな情報は寄せられておらず県警は、些細な情報でも提供してほしいと呼びかけています。

《2023年9月4日》

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