スニーカーの寿命を縮めている『ダメ行為』5つ

スニーカーの寿命を縮めている『ダメ行為』5つ

スニーカーの寿命は3~5年くらいが一般的と言われていますが、お気に入りのスニーカーは長持ちさせたいですよね。少しでも長く履けるよう劣化させないための注意点を確認しておきましょう。

1.サイズに合っていないのに履き続ける

自分の足のサイズに合っていないスニーカーを履き続けることは、歩いにくいだけでなくスニーカーの寿命を縮めてしまうことに繋がります。大きいサイズの場合は、自然と地面に引きずるような歩き方になりかかとすり減ります。

逆にきついサイズの場合は、むりやり足をねじ込むので型崩れの原因となります。サイズが合っていないスニーカーは寿命が縮むだけでなく、足にも負担がかかり歩き方に支障が出てきますので避けましょう。

2.ローテーションさせず同じスニーカーを履く

毎日同じスニーカーを履くことも寿命が縮む原因となりますので、2、3足のスニーカーをローテーションしながら使うのが理想です。実は足の裏には汗を出す汗腺がぎっしりあるため、多い時には両足で1日に 200ml の汗が出ているとのことです。

毎日履くと、スニーカーに染み込んだ汗が乾く間がなく常に湿った状態となってしまいます。湿気はスニーカーを傷ませやすく劣化を早める原因となります。

1日中履いたスニーカーは2~3日休ませ、スニーカーの湿気を取り除くようにしてください。できたら風通しの良い場所でしっかりと乾燥させるのがおすすめです。

3.防水対策をしない

スニーカーは雨などに濡れると、型崩れやカビの発生、色あせなどを引き起こします。また、スニーカーの素材で多く使われているポリウレタンなどは水に弱く、濡れることで加水分解という化学反応を起こし劣化すると言われています。

そのため、できたら新品の状態から防水スプレーなどで防水対策をするのが望ましいです。ただし防水スプレーのやりすぎも、黄ばみの原因になるため、季節や天候を問わず、2週間に1度程度の頻度で防水スプレーを吹きかけるのが良いでしょう。

4.紐を緩めて履いている

脱いだり履いたりしやすいため、スニーカーの紐を緩めている人もいますが、スニーカーの靴紐は、足にフィットさせる役割があるためきちんと結ぶように作られています。

結ばず履いていると、足が固定されないため、スニーカーのさまざまな場所に体重がかかって、知らないうちにスニーカーにダメージが蓄積されてしまいます。かかとへの負担も増えすり減りやすくなりますので、スニーカーの紐は緩めずに結ぶようにしましょう。

5.紐をほどかずに脱ぐ

紐を結んだままスニーカーを履いたり、ほどかずに脱ぐと履き口の生地に負荷がかかり破れたり型崩れを起こしやすくなります。手間ではありますが、長持ちさせるためには、スニーカーを脱ぐときは紐をほどいてから脱ぐようにしてくださいね。

正しい保管方法で長持ちさせることができる

スニーカーも季節に合わせて履くことが多いため、オフシーズンは長期保管することになります。その時に汚れたまま保管するのではなく、キレイに洗ってから保管することで長持ちさせることができます。湿気がこもりやすくなるため、乾燥材なども一緒に入れておきましょう。

他にも、シューキーパーをセットすることで、型崩れを防ぎ長く履けるようになります。また、空気に触れることで黄ばみが生じやすくなるため、箱に入れて保管するか箱が無ければジッパー付きの保存袋に入れて空気に触れずに保管するのが良いでしょう。

スニーカーは正しく履けば寿命ものばせる

ご紹介したようにスニーカーはローテーションをして、湿気対策を取りながら履くことで、寿命をのばすこともできます。お気に入りのスニーカーは毎日履きたくなりますが、1日履いたら2、3日休ませるようにするのがすすめです!

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