「被災地の復興見つめて」東日本大震災支援がきっかけ、福島県の町長が高校で講演=静岡・沼津市

東日本大震災の被災地支援をきっかけに静岡県沼津市の高校と交流を深めてきた福島県広野町の町長が8月4日、沼津市の高校で講演をしました。

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<福島県双葉郡広野町 遠藤智町長>
「福島から伝えたいこと。伝えるべきこと。それを受け止めていただきたい。被災地からの復興というものを、みなさまに見つめていただいて、復興を展望して成しえていきたい」

4日、沼津市の桐陽高校で講演をしたのは、東日本大震災で被災した福島県広野町の遠藤智町長です。

2011年の東日本大震災以降、桐陽高校では被災地支援を続けていて、福島県広野町には桜の植樹をするなど、町民との交流がいまも続いていることなどから、今回の講演が実現しました。

生徒たちは、町長の言葉に聞き入りながら、震災から12年経つ広野町への思いを新たにしていました。

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