カブス・スティールが8回無失点で16勝目 鈴木は自己最多の15号

【ジャイアンツ0-5カブス】@リグレー・フィールド

ナ・リーグのワイルドカード争いで2位のカブスは、今日から本拠地でジャイアンツとの3連戦がスタート。その初戦はサイ・ヤング賞候補のジャスティン・スティールが8回107球を投げて被安打2、奪三振12、与四球2、失点0という素晴らしいピッチングを見せ、5対0で快勝した。スティールはメジャートップに並ぶ16勝目(3敗)をマーク。ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは12敗目(9勝)を喫した。

ワイルドカードだけでなく、地区優勝の可能性も十分に残しているカブスは、2回裏に鈴木誠也の15号ソロで先制。鈴木はメジャー1年目の昨季に記録した14本塁打を上回り、キャリアハイの本塁打数となった。

その後はジャイアンツ先発のウェブをなかなか攻略できなかったが、7回裏一死2塁から鈴木のタイムリー二塁打で1点を追加。二死後、ヤン・ゴームスにもタイムリーが飛び出し、ウェブを降板に追い込んだ。

8回裏には相手のエラーで二死1・2塁のチャンスを迎え、ダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打、鈴木のサードゴロ(二塁走者がタッチされる前に三塁走者が生還)でダメ押しの2点を追加。ワイルドカード争いのライバルでもあるジャイアンツに5対0で快勝した。

「6番・右翼」でスタメン出場した鈴木は4打数2安打3打点の活躍。今季の打撃成績は打率.267、出塁率.340、OPS.790となった。また、スティールは16勝がメジャー1位タイ、防御率2.55がメジャー2位となっており、サイ・ヤング賞を狙える位置につけている。

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