障害者施設で職員2人が入所者に暴行か 新たに別の男性職員関与の疑いも 防犯カメラが捉える

三重県の外郭団体が運営する障害者施設で、男性職員が入所者に暴行を加えた疑いがある問題で、別の男性職員も暴行を加えていたとみられることが新たに分かりました。

この問題は津市稲葉町の障害者施設、「三重県いなば園」で8月、男性職員が重度の知的障害のある成人の入所者に暴行を加えた疑いがあり、施設や県が事実確認を進めていたものです。県によりますと、新たに別の男性職員1人も関与している疑いがあることが分かりました。

園に設置されている防犯カメラなどから2人は、入所者の脇腹付近に暴行を加えたとみられていて、入所者にはあざがあったもののその後の病院の検査で骨に異常はなかったということです。園は入所者の家族に対し既に謝罪しています。県は5日午後にも会見を開き、詳細について説明するとしています。

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