骨を納める厨子甕(ずしがめ)や郷土玩具など沖縄の工芸品を紹介 「ちゅらさん沖縄」展

沖縄に伝わる工芸品を集めた「ちゅらさん沖縄」展が、愛知県豊田市で開かれています。

この展示会は、沖縄で作られた織物や郷土玩具などの工芸品を紹介するもので約50点が展示されています。張子の人形「ウッチリクブサー」は、底に土のおもりがついた起き上がりこぼしです。

陶器で出来た「厨子甕(ずしがめ)」は、沖縄の伝統的な埋葬方法「洗骨」で清められた骨を納めるための壺で、沖縄固有の美術的な価値が評価されています。また着物や帯は自然豊かな南国で生まれた爽やかで美しい模様が描かれています。訪れた人は沖縄で親しまれてきた様々な工芸品に見入っていました。この展示会は、豊田市民芸館で11月26日まで開かれています。

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