愛媛県今治市内の公園でお年寄りが軽乗用車にはねられ死亡した事故は、当時、公園が駐車場として使用されていた中で発生しましたが、その申請が行われていなかったことがわかりました。
事故は、3日午前、今治市本町にある慶応公園の出入口付近で横になっていた、市内に住む男性(78)が、同じく市内に住む女性(51)が運転する軽乗用車にはねられ死亡したものです。
この公園は普段、車の乗り入れは禁止されていますが、3日の事故当日は、隣にある児童館が催しのため駐車場として開放していたということです。
公園を管理する今治市によりますと、児童館からは毎週木曜日のイベントに合わせて通年で駐車場としての使用申請が出されていますが、3日に関しては出されていませんでした。
児童館は「毎週木曜の申請の延長で利用できる」と誤った解釈をしていたとということで、市は、児童館の駐車場許可を取り消すと共に、当面の間、慶応公園への車の乗り入れを禁止する方針です。