【Most Watched Vids】大谷が月間最多視聴を奪還! 上位に同一試合で起きた奇跡が

MLBの公式動画で、いま最も見られているのは何か。8月の動画で最も視聴されたのは、65万回超えの視聴となった大谷翔平の43号満塁弾。大谷が再びトップとなったが、もう一つ、奇跡的なゲームが注目を集めた。

7月の最多視聴はレッズの超大型新人、エリー・デラクルーズが見せた驚愕のプレーが137万回の視聴数を記録し、エンゼルスの大谷翔平が4月から続けていた視聴数1位の座を奪った。しかし、8月は再び大谷がトップに返り咲いた。2022年5月の同じくレイズ戦以来、日米通じて自身2本目となる満塁本塁打の動画が65万回を超える視聴数を記録した。

2位は同じく大谷の40号本塁打、そして、ヘルメットを飛ばして本塁打を放ち、ノーヘルでダイヤモンドを一周した豪快な42号が3位と、大谷がトップ3を独占した。

4位はフィリーズのマイケル・ロレンゼンが記録した今季メジャーで3人目となるノーヒッターが35万回視聴を超えた。ロレンゼンは日本時間8月2日にトレードでタイガースからフィリーズへ移籍し、8月9日のこの日はフィリーズでの本拠地初登板。その初登板で球団史上14人目の快挙達成となった。しかし、この試合ではもう一人球団史に残る記録を達成した選手がいた。

#フィリーズ 】マイケル・ロレンゼンがファンに自己紹介も兼ねてノーヒットノーラン
トレードで加入して本拠地では初の登板でしたが早速やってのけた!
フィリーズ球団史上14人目、2015年以来のノーノー達成!チームメイトもファンもこの熱狂っぷりでした pic.twitter.com/bWaa3714hs

— MLB Japan (@MLBJapan) August 10, 2023

それが、24万回視聴を超えたウェストン・ウィルソン。メジャー初打席で球団史上6人目となるキャリア初打席初本塁打を放った。

2016年にドラフト17巡目(全体501位)でブリュワーズに入団したウィルソンは、2022年オフにFAでフィリーズにマイナー契約で移籍。8月7日にメジャーへ昇格するまで、マイナーで2836打席に立った苦労人で、28歳と332日でデビューを迎えた。その年齢での初打席初アーチは史上6番目の年長で、もちろんノーヒッターと同一試合で記録されるのは史上初の奇跡でもあった。

スタンドで見守る家族の前で放った一発。本人や家族にとってはもちろん生涯忘れない瞬間となったが、ファンにとっても感動の瞬間として多くの注目を集めた。

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