大谷欠場のエンゼルスは逆転負けで借金10 オ軍・藤浪も登板なし

【オリオールズ6-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

敵地オークランドでアスレチックスに3連敗を喫したエンゼルスは、本拠地に戻って今日からオリオールズ3連戦がスタート。その初戦は大谷翔平が右脇腹の張りでスタメンを外れ、2回裏に先制したものの、3対6で逆転負けを喫した。この結果、エンゼルスは4連敗となり、今季ワーストの借金10に。オリオールズ先発のグレイソン・ロドリゲスが5勝目(3敗)、4番手のジェンニエル・カノーが6セーブ目を挙げ、エンゼルス先発のケニー・ローゼンバーグにメジャー初黒星(0勝)が記録された。

エンゼルスは2回裏一死からマイケル・ステファニックが四球で出塁し、続くミッキー・モニアックのタイムリー二塁打で1点を先制。直後の3回表に先発のローゼンバーグが集中打を浴び、オースティン・ヘイズのタイムリー二塁打、ライアン・マウントキャッスルとアーロン・ヒックスのタイムリーで合計3点を奪われて逆転を許した。

4回裏にランドール・グリチックの13号ソロで1点差に詰め寄り、ローゼンバーグは6回7安打3失点で自身初のクオリティ・スタートを達成。しかし、7回表に2番手として登板したヘラルド・レイエスが二死1・2塁のピンチを招くと、新人王有力候補のガナー・ヘンダーソンに23号3ランを浴び、リードを広げられた。

8回裏にブランドン・ドルーリーの20号ソロで1点を返したものの、3点ビハインドの9回裏はカノーに抑えられ、3対6で試合終了。スタメンを外れた大谷は最後まで出番がなく、日本時間5月3日のカージナルス戦以来、今季3試合目の欠場となった。

オリオールズはエンゼルス3連戦の初戦を制し、今カードの被スイープなしが確定。これで昨季途中から84カード連続被スイープなしとなり、1922~24年のヤンキースを上回ってメジャー歴代単独3位に浮上した。なお、オリオールズの藤浪晋太郎には登板機会がなかった。

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