園バス置き去り死事件…川崎幼稚園運営法人は園継続の意向 静岡・牧之原市

2022年9月、3歳の女の子が通園バスに置き去りにされ亡くなった事件で、川崎幼稚園の運営法人は、希望者がいる以上、園を継続していく意向を示しました。

4日 夜、条件付きで取材に応じたのは、川崎幼稚園を運営する「榛原学園」の理事長です。

遺族によりますと、3歳の河本 千奈ちゃんが亡くなった置き去り事件をめぐっては、事件直後、園は遺族に対し「廃園にする」と約束していました。しかし、4日夜取材に応じた理事長は「希望者がいる以上、園を継続していく」と意向を示し、遺族との約束については言及しませんでした。

( 榛原学園 増田 多朗 理事長)

「ご遺族の悲痛な思いは理解しているが、希望者がいる以上は園の継続をしていく」

また、事件当時バスを運転していた増田 立義 元園長については「毎日現場に赴いて手を合わせている」と説明しています。

この事件をめぐっては、増田 立義 元園長ら4人が、業務上過失致死の疑いで書類送検されています。

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