【投資詐欺】自称「億トレーダー」金融商品取引法違反容疑で逮捕 浜松市の女性からの被害相談で発覚 数億円単位で資金集めか

国の登録を受けずに株式投資の助言などをしたとして、30代の男女2人が逮捕されました。男は「億トレーダー」を自称し、数億円単位で資金を集めていたとみられています。

金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良県に住む無職の男(32)と、愛知県に住む派遣社員の女(34)です。警察によりますと2人は、2021年2月ごろから5月ごろにかけ、国の登録を受けずに「一週間に2万円払えば投資の助言ができる」などと、株式投資の助言などをした疑いが持たれています。2人は主にSNSで投資仲間を募って「本気会」という、約300人のグループを作り、その中の少なくとも100人から1500万円以上を売り上げていたとみられています。浜松市内の女性から被害の相談があり、事件が発覚したということです。警察は2人の認否を明らかにしていません。男の口座には、数億円以上の入金があることから、投資運用目的でも資金を集めていたとみて、余罪を含め調べています。

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