綾町南俣のふれあい館近くに、綾小(松浦寿人校長、391人)6年生が苗から育てた芝生広場が完成した。子どもたち自慢の緑のじゅうたんは、今後町民の癒やしスポットとしての活用が期待される。
町と同校が居心地の良い街中空間づくりに取り組む「まちにわ」プロジェクトの一環。児童たちは同町錦原運動公園サッカー場にある芝を株分けして育て、6月に広場に植栽した。
8月28日には、同サッカー場などで芝の管理を担当する椎屋信幸さん(49)が講師となり、児童80人が仕上げの芝刈りをした。炎天下で約1時間、白線に沿ってはさみで刈り込むと、芝生に「AYA」の文字が浮かび上がり、子どもたちは歓声を上げて喜んでいた。
水間大翔君(11)は「苗を植えた後、何度も見に来ていたので、きれいな広場になってうれしい。文字の所以外で、多くの人にゆっくりしてもらいたい」と話していた。
今後は子どもたちで広場の愛称を決め、一般向けのお披露目式なども計画している。
芝生広場 町中心部に完成 綾小児童が植栽
- Published
- 2023/09/05 18:36 (JST)
- Updated
- 2023/09/05 18:53 (JST)
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