これまでバルセロナやアルゼンチン代表などで様々な記録を打ち立ててきたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。今夏、移籍したアメリカMLSのインテル・マイアミでもリーグスカップでも7試合10ゴールの成績でチームを優勝に導くなど相変わらずのハイパフォーマンスを披露しているが、今週から始まる2026年ワールドカップの南米予選でも新たな記録の更新に挑むことになるという。アルゼンチンのウェブメディア『infobae』が報じている。
アルゼンチンは9月7日にブエノスアイレスのエスタディオ・モヌメンタルでエクアドルと、9月12日にはラパスでボリビアとのアウェーゲームに挑む。この2試合でメッシが挑むのは、南米予選における通算得点記録の更新だ。
現在の記録保持者は、メッシのバルセロナ時代の盟友でもあるウルグアイ代表FWルイス・スアレスが持つ29ゴール。メッシは現在までに28ゴールを挙げて2位につけている。
ウルグアイは9月8日にモンテビデオでチリと、12日にはキトでエクアドルと対戦するが、マルセロ・ビエルサ新監督は今回、スアレスを招集しなかった。そのため、今回の2試合でメッシが1ゴールを挙げればスアレスに並び、2ゴールを挙げれば歴代最多記録を樹立することになる。
とくに7日はホームで格下とも言えるエクアドルとの対戦となるため、タイ記録、あるいは新記録樹立の大きなチャンスとなるだろう。
なお、南米予選の通算得点記録の上位10傑は以下となっている。
1位 ルイス・スアレス(ウルグアイ) 29ゴール
2位 リオネル・メッシ(アルゼンチン) 28ゴール
3位 マルセロ・モレノ・マルティンス(ボリビア) 22ゴール
4位 アレクシス・サンチェス(チリ) 20ゴール
5位 エルナン・クレスポ(アルゼンチン) 19ゴール
6位 マルセロ・サラス(チリ) 18ゴール
7位 イバン・サモラーノ(チリ) 17ゴール
7位 エディンション・カバーニ(ウルグアイ) 17ゴール
9位 ホアキン・ボテロ(ボリビア) 16ゴール
9位 アグスティン・デルガド(エクアドル) 16ゴール