トッテナム、快足アタッカーのブレナン・ジョンソンを完全移籍で獲得

写真:移籍期限最終日にトッテナムへ加入したジョンソン

トッテナムは9月1日、ノッティンガム・フォレストからウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。契約は2029年6月30日までの6年契約で、背番号は22に決定している。

契約金の額は明らかにされていないが、イギリス『BBC』電子版によると、4500万ポンド(約82億8120万円)以上が支払われるという。

現在22歳のジョンソンはノッティンガム・フォレストの下部組織出身で、プレミアリーグ屈指の快足を持ち味とするアタッカー。昨シーズンは公式戦通算44試合10得点の好成績を残し、今シーズンもプレミアリーグの3試合とリーグカップ戦1試合に出場していた。今夏はトッテナムに加え、ブレントフォードやチェルシーも関心を示していた。

トッテナムは今夏、エースストライカーのイングランド代表FWハリー・ケインをバイエルンに放出し、新たなアタッカーの獲得を目指していた。

イギリス『スカイスポーツ』電子版によると、ジョンソンに加えてバルセロナからブライトンにローン移籍したスペイン代表FWアンス・ファティやPSVからブレントフォードへの移籍を拒否したベルギー代表FWヨハン・バカヨコにも関心を示していたようだが、ジョンソンのプレースタイルはアンジェ・ポステコグルー新監督が求めるスタイルに合致すると考えて獲得したという。

また、トッテナムはイングランド人DFジャフェット・タンガンガをアウクスブルクに、スペイン代表DFセルヒオ・レギロンをマンチェスター・ユナイテッドに、それぞれ今シーズン終了までの期限付き移籍で放出したことも発表している。

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