福地鶏ソースカツ丼、地場産フルーツパフェ…福井県の道の駅「蓮如の里あわら」に新メニュー登場

9月6日から販売される福地鶏ソースカツ丼などの新メニュー=9月5日、福井県あわら市の蓮如の里あわら

 福井県あわら市の道の駅「蓮如の里あわら」は9月6日から、福井のブランド地鶏「福地鶏」を使ったソースカツ丼やあわら市産のシャインマスカットなど使ったフルーツパフェを飲食スペースで販売する。

 新メニューは、同市産の養鶏場で育てた福地鶏を使ったソースカツ丼、シャインマスカットや梨の豊水などをふんだんに使用した2種類のパフェ、ブルーベリーやイチゴなどを使ったフルーツティーの4品。

 カツ丼のカツはむね肉を揚げた三枚乗せで、子どもでも食べられるようにタレは甘く仕上げた。もともと、福地鶏を使った親子丼がメニューにあったが、調理に時間がかかるため、カツ丼に切り替えた。同道の駅によると、福地鶏は福井県畜産試験場が開発、福地鶏の肉は一般に流通してないという。

 5日には道の駅で試食会が開かれ、森之嗣市長もカツ丼を試食。「おいしい。鶏肉を使っているとは思えない」と満足げ。

 駅長の大俵美穂さんは「新幹線開業に向け、多くの人に福地鶏の魅力を知ってもらい、『おいしい』と言ってもらいたい」と新メニューに自信を見せた。

 ソースカツ丼は単品で950円、ミニおろしそばとセットで1200円。パフェはシャインマスカットは1500円以上の時価、梨は千円。フルーツティーは700円。パフェなどは旬が過ぎたら提供を終える。

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