映画『バービー』2000億円超えへ 23年最高の興行収入を記録 同日公開『オッペンハイマー』は1100億突破

映画『バービー』が2023年最高の興行収入を記録した。女優マーゴット・ロビーが主人公のマテル社製の人形を演じた作品は、興行収入で『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜いたと報じられていたが、バラエティ誌が7月の公開以来、合計13億6000万ドル(約1991億円)の興行収入を達成したことを明らかにした。

さらに同作は、J.K.ローリング原作の「ハリーポッター」シリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の記録を抜き、ワーナー・ブラザース史上最高の興行収入を記録したという。

グレタ・ガーウィグ監督の同作は、クリストファー・ノーラン監督の世界初の原子爆弾を開発した理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画『オッペンハイマー』と同日に公開された。

ノーラン監督の大作は、R指定映画では2018年のライアン・レイノルズ主演『デッドプール2』の記録を抜き、興行収入7億8700万ドル(約1152億円)を記録。初めて10億ドルの大台を突破しR指定映画史上最高の興行収入を記録した2019年の『ジョーカー』に次ぐ記録となった。

なお、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が現在、興行収入8億4552万ドル(約1238億円)で、2023年第3位の興行収入となっている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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