トヨタ自動車は8月、全国の車両工場で発生したシステムの不具合について、保守点検の際にエラーが起きたことが原因だと発表しました。
トヨタ自動車は先月29日、システムに不具合が発生した影響で、愛知県豊田市の元町工場など全国に14ある車両工場の28の生産ライン全てが停止しました。
トヨタは復旧作業を進め、翌日の30日には全ての工場で稼働を再開しましたが、その後の調査で不具合の原因について、部品の発注処理を行う複数あるサーバーの一部が使えなくなったためだと発表しました。前日の28日に行った保守点検で、データの整理などを行っていたところ、作業用のディスクの容量が足りなかったためエラーが起きたということです。
トヨタは保守作業の見直しを行い、再発防止に努めるとしています。
