元アヤックス指揮官ヘイティンガ氏がウェストハムのコーチ入閣、恩師の下で仕切り直しへ

[写真:Getty Images]

ウェストハムは5日、元オランダ代表DFのヨン・ヘイティンガ氏(39)がアシスタントコーチとして加入すると発表した。

ヘイティンガ氏は現役時代、2009年にエバートンへ加入すると、当時の指揮官だったデイビッド・モイーズ監督の下で数シーズンにわたってプレー。その後はフルアム、ヘルタ・ベルリンを経て、最後はプロデビューを飾ったアヤックスで現役を引退した。

その後、指導者に転身したヘイティンガ氏は、今年1月に成績不振で解任されたアルフレッド・スロイデル氏の後任としてアヤックスの指揮官に就任。しかし、チームを完全に復調させるまでには至らずエールディビジを3位で終えると、今年6月に退任が発表された。

なお、ウェストハムはヘイティンガ氏のほか、クラブのU-21チームでコーチを務めていたマーク・ロブソン氏、分析官のヘンリー・ニューマン氏のコーチ入閣もあわせて発表。モイーズ監督は、教え子であるヘイティンガ氏を含めた3人のコーチ就任を歓迎している。

「ヨンをウェストハムに迎え入れることを望んでいたし、マークとヘンリーをトップチームへ加えることも望んでいた」

「ヨンとは長い付き合いだ。彼はアヤックスのアカデミーで指導者としてのキャリアをスタートさせ、トップチームでも非常に良い経験を積んできた。マークとヘンリーの2人は、すでにクラブのみんなと顔なじみであり、我々の組織でステップアップするのにふさわしい」

「ジョン、マーク、ヘンリーの3人は、それぞれ異なる分野で経験を積んできた。今のトップチームのコーチと共に、すでにある強みをさらに補ってくれるだろう。彼らとともに働き、新シーズンに向けてポジティブなスタートを切ることを楽しみにしている」

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