エンゼルスが接戦を落として5連敗 大谷は2試合連続で出場せず

【オリオールズ5-4エンゼルス】延長10回タイブレーク@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2点ビハインドの7回裏に同点に追いつくと、8回裏には新人トレイ・キャベージにタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。クローザーのカルロス・エステベスが逆転を許したあと、同点に追いつく粘りを見せたが、延長タイブレークの末に4対5で敗れた。オリオールズ7番手のジョーイ・クレーブルが今季初勝利(0敗)、8番手の藤浪晋太郎が2セーブ目を挙げ、エンゼルス5番手のホセ・ソリアーノは2敗目(0勝)。なお、大谷翔平は出場しなかった。

オリオールズがディーン・クレーマー、エンゼルスがリード・デトマーズの先発で始まった一戦は、3回表にオリオールズがホルヘ・マテオのヒットと盗塁でチャンスを作り、アドリー・ラッチマンのタイムリーで先制。続くライアン・マウントキャッスルのヒットに左翼ランドール・グリチックのエラーが絡み、エンゼルスは2点のビハインドを背負うことになった。

5回裏二死満塁で無得点に終わるなど、なかなか得点を奪えなかったエンゼルスは、7回裏にようやく反撃を開始。一死1塁からブランドン・ドルーリーのタイムリー二塁打で1点を返すと、二死後にマイク・ムスタカスがライトへのタイムリーを放ち、2対2の同点に追いついた。

8回裏には元同僚のジェイコブ・ウェブからエデュアルド・エスコバーが三塁打を放ってチャンスメイクし、キャベージがライトへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。ところが、9回表にクローザーのエステベスが一死2塁からライアン・オハーンに同点タイムリーを浴び、さらに一死1・2塁からマウントキャッスルに勝ち越しタイムリーを許して逆転された。

このまま逆転負けかと思われたが、9回裏二死1・2塁からミッキー・モニアックがセンターへのタイムリーを放ち、4対4の同点に。しかし、10回表無死2塁から連続内野ゴロで1点を勝ち越されると、10回裏は藤浪の前に三者凡退に終わり、接戦を落とした。

抑え役を任された藤浪は打者3人をセンターフライ、空振り三振、空振り三振でパーフェクトに抑える快投で2セーブ目をマーク。防御率は7.42となった。一方、エンゼルスはこれで5連敗。借金は今季ワーストをさらに更新し、11まで膨れ上がってしまった。

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