本場香川仕込みの味と雰囲気で魅せるうどん店!兵庫・尼崎の絶品「肉ぶっかけ」

旅人へひとこと

『穂乃香』の近くには、ドラマのロケ地で有名な市場があります。そこでサスペンスな雰囲気を堪能しよう!

2009年創業の『本格さぬきうどん 穂乃香』は、香川県の有名店で修行された店主が、本場の雰囲気をそのままに、兵庫県尼崎市で開業されたお店です。

香川県へ度々うどん屋さん巡りをされているうどん通の方達も、『穂乃香』の雰囲気と味に魅了されています。

お店は『尼崎中央四丁目商店街』の脇道を入ってすぐのところ。

阪神尼崎駅からは徒歩8分ほど。

こちらのお店はセルフ店。

店頭には注文方法が分かりやすく描かれたPOPが用意されています。

メニュー表も店頭に掲示されていますので、注文するメニューを選択してから店内へ入る事が出来ます。

あと、こちらのお店では1玉の麺量が320gと、通常よりも多めの量になっていますので、大盛りを注文される方はご注意下さい。

店内に入るとすぐに製麺スペースがあり、店主が麺を打つ姿を見ることも出来ます。

私がお店に入ったのは、ランチタイムをとっくに過ぎた時間でしたが、絶えずお客さんが入って来ます。

さすが兵庫県を代表する人気店!

注文は、店内奥のセルフカウンターで。

揚げ物類も用意されています。

牛肉を贅沢にたっぷりと楽しめる、絶品の「肉ぶっかけ」を是非!

『穂乃香』では、毎日大量の牛肉を煮込むほど、お肉のメニューが人気です。

中でもおすすめは「肉ぶっかけ(冷たいうどん)」。

牛肉の深い甘辛さがぶっかけ出汁に溶け込んで、その出汁が一層豊かな味わいになります。

噛むと押し返される小気味いい弾力感と、ぶっかけ出汁の組合せを存分に楽しんでほしい!

今回私が注文したのは「肉ぶっかけ(冷たいうどん)」。麺量は2玉(640g)にしました。

本来ぶっかけには大根おろしが載せられています。

ですが、私は大根おろしが苦手な為、事前にスタッフへその旨を伝えていました。

揚げ物類は「ちくわの磯辺揚げ」を選択。

麺量2玉になると、ボリューム感がハンパない!

もっと驚きなのは、最初からお肉が大量にトッピングされている事!

決してお肉を追加注文したわけではありません。

そのお肉をまずはひとくち。

しっかりと甘辛く煮付けられた赤身の牛肉は、食べるたびに溢れる美味しさが感じられます。

生卵に絡めて食べると、すき焼き風できっと美味しいだろうなと思いました。

生卵も注文しておけば良かったと少し後悔…。

あと、白ごはんも欲しくなるほどの美味しさでした。

麺は太め、コシがしっかりとしていて弾力感も抜群!

麺の旨味や小麦の風味も味わえます。

お肉や出汁の風味も麺に絡んで、より一層美味しさを感じました。

『穂乃香』の「肉ぶっかけ」は、やはり期待を裏切らない味わいです。

2玉の麺量でもあっという間に完食しました。

関西では「ちくわ天」が主流で「ちくわの磯辺揚げ」を扱っているお店は少ないかと思います。

ですから『穂乃香』を訪ねた際は、この「ちくわの磯辺揚げ」を必ず食べようと思っていました。

もちっとした食感に、磯の香りとちくわの風味が心地よく口の中で広がり、満足感を得られました。

本格さぬきうどん 穂乃香

〒660-0884 兵庫県尼崎市神田中通4丁目157−1

尼崎の魅力!阪神ファンの聖地と独特な雰囲気の『三和市場』

『穂乃香』のすぐ側には、阪神タイガースファンの聖地とされるアーケード商店街『尼崎中央商店街』があり、連日多くの人々で賑わっています。

ですが、今回特におすすめしたい場所は『三和市場』です。

こちらも『穂乃香』から近い場所にあります。

ドラマのロケ地として有名になり、その独特な雰囲気は、まるでサスペンスドラマの中にいるような錯覚すら覚えてしまいます。

プロ野球シーズンの開幕と同時に優勝マジックが掲げられる商店街『尼崎中央商店街』

『尼崎中央商店街』と言えば、日本一早く阪神タイガースの優勝マジックが掲げられる商店街として有名です。

プロ野球のシーズンが開幕されると、必ずと言って良いほど、こちらの商店街がマスコミに取り上げられているのは、皆様もご存知の通り。

尼崎中央商店街

〒660-0884 兵庫県尼崎市神田中通

賑わいのある商店街もいいけど、それとは真逆、薄暗い市場の雰囲気も味がある。

訪ねたのは『三和市場』です。

尼崎の台所として賑わっていた市場ですが、阪神淡路大震災以降、お店が激減し、現在営業されているお店は二桁に満たない数店舗のみ…。

今は多くの人から「シャッター街」と呼ばれていますが、最近ではドラマのロケ地としても有名になっています。

市場へひとたび足を踏み入れれば、薄闇の中に広がる、まるで異世界に迷い込んだかのような感覚に陥ります。

奥へ進んで行くと、闇の中から、まるで誰かに見られているような視点を感じ、思わず後ろを振り返ってしまいます。

サスペンスドラマのロケ地として用いられた事に、思わず納得していまいました。

皆様にも是非、この独特な雰囲気を味わってほしいと思います。

三和市場

〒660-0871 兵庫県尼崎市建家町82

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*この記事は2023年7月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:放浪うどん人

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