ガンバ大阪だけじゃない!胸に『Panasonic』ロゴを付けた6つの海外ユニフォーム

シーズン序盤の不振が嘘のように好調な姿を見せるJ1のガンバ大阪。

そのガンバのユニフォームと言えば「Panasonic」だが、数は少ないものの海外にもこのロゴマークを付けたチームが存在する。

ここでは、その中から6チームのユニフォームをご紹介しよう。

ハダーズフィールド

ハダーズフィールド・タウン 1999-2001 Mitre ホーム ユニフォーム

契約期間:1995-2001年

現在は中山雄太が所属するイングランド2部チャンピオンシップのハダーズフィールドは、90年代後半にPanasonicと契約。今と同じく2部リーグ(当時の名称はディヴィジョン1 )を戦った。

サントス

サントス 2006 Umbro ホーム ユニフォーム

契約期間:2005-2006年

南米勢でPanasonicといえばブラジルの名門サントス。契約期間は2年ほどだったが、ロゴは同社のデジタルカメラ“LUMIX”を強調した別バージョンを付けたこともある。

当時はバイエルン・ミュンヘン他でプレーしたゼ・ロベルトや、2008年に川崎フロンターレへ加入したレナチーニョといった選手が在籍していた。

浙江職業

浙江職業 2023 Nike ホーム ユニフォーム

契約期間:2017-継続中

もしかしたら旧クラブ名「杭州緑城」のほうがピンとくるかもしれない中国のチーム。岡田武史氏やフィリップ・トルシエ氏といった元日本代表監督が指揮を執ったこともある。

現在は浙江職業足球俱樂部に名称を変更し、1部超級リーグを戦う。Panasonicとは現在も胸スポンサー契約を継続中だ。

サウス・チャイナ

サウス・チャイナ 2010-11 adidas 100周年記念 アウェイ ユニフォーム

契約期間:2010-2016年

香港のクラブチーム、サウス・チャイナ(南華足球隊)。記念すべき100周年シーズンのユニフォームなどの胸スポンサーはPanasonicだった。

ちなみに100周年イヤーには元マンチェスター・ユナイテッドのニッキー・バット、元チェルシーのマテヤ・ケジュマンといった名のある選手を獲得し、世界のサッカーファンを驚かせている。

マルセイユ

オリンピック・マルセイユ 1991-92 adidas ホーム ユニフォーム

契約期間:1989-1993年

サッカーユニフォームの世界でPanasonicのロゴといえば、ガンバ大阪とフランスの名門マルセイユ。これは世界各国のユニフォーム・マニアの共通認識と言っても過言ではない。

Panasonicとの契約していた4シーズンは、リーグ・アン(ディヴィジョン・アン)4連覇にチャンピオンズリーグ優勝1回と文字通りの黄金期。ただし92-93シーズンの優勝は後に八百長発覚で剥奪され、チームも2部へ強制降格処分となる。

デン・ボス

デン・ボス 1987-89 adidas ホーム ユニフォーム

契約期間:1983-1990年

フランスのマルセイユよりも早くにPanasonicと契約した欧州のチームがある。Yuya Ikeshita(池下由也)が話題のオランダ2部デン・ボスだ。

当時のユニフォームにはドラゴンのエンブレムが付かないため画像を見ても分かりにくいが、紛れもなくデン・ボスである。

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直接的な関係の有無は不明だが、Panasonic(松下電器産業)はオランダの電機メーカーPhilipsと1952年に技術提携を開始(現在は解消)。現在でもPanasonicの西ヨーロッパ拠点の一つはデン・ボスの街に存在する。

なお、画像の関係で今回は掲載できなかったが、ここまでご紹介した6チーム以外にもノッティンガム・フォレスト(イングランド)、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)が、それぞれPanasonicと契約していた時代がある。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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