室内犬の飼い主全員に知ってほしい『部屋の中でしてはいけない絶対NG行為』6選

全ての飼い主必見!『部屋の中でしてはいけない絶対NG行為』6選

犬にとって屋外よりも室内の方が安全だとして、現在は大半のご家庭が室内犬として愛犬と一緒に暮らしていると思います。しかし、室内だからといって油断は禁物です。室内にも危険はたくさん潜んでいます。

ここでは、全ての室内犬の飼い主さんに知ってほしい『部屋の中でしてはいけない絶対NG行為』を紹介します。

1.節電を意識しすぎて留守中にエアコンを活用しない

近年、日本の電気代が高騰し続けています。そのため、節電意識が高まっている人も多いと思います。しかし、愛犬を含む家族の命には代えられません!

節電を意識するあまり、愛犬の留守番中にエアコンや温度調節用の機器を切ってしまうのは非常に危険です。夏場は非常に暑く、冬場は非常に寒くなってしまうため、愛犬が体調不良になってしまったり、最悪の場合には命を落とす危険性もあります。

2.フローリングの上を全力で走らせる

ツルツルとしたフローリングは、犬たちにとって足腰に負担がかかりやすく、転倒しやすい床材です。そのため、フローリングの上を全力で疾走させる行為はなるべく控えてください。

フローリングの上にはマットを敷いてあげたり、滑り止め用のコーティングワックスを塗ってあげるなど、愛犬が過ごしやすいように配慮してあげましょう。

3.犬にとって危険な観葉植物を置く

最近、インテリアとして観葉植物を置くご家庭が増えてきました。部屋全体が明るく清潔な印象になりますし、成長を楽しめるという点でも魅力的です。

しかし、観葉植物の中には犬にとって有害な植物があることを知っておきましょう。

  • アイビー
  • ポトス
  • ポインセチア
  • アロエ
  • ドラセナ

以上のような観葉植物は、犬が誤って食べてしまうと非常に危険です。他にも犬にとって有毒な観葉植物がたくさんあるので、犬を飼っているご家庭で観葉植物を置く場合は犬にとって毒性がないかどうか考慮してください。

4.誤飲しそうな物を置きっぱなしにする

愛犬が過ごすスペースに誤飲しそうな物を置きっぱなしにする行為はNGです。異物を誤飲してしまうと、窒息や中毒症状、物によっては腸閉塞などを引き起こす危険性があります。

蓋のないゴミ箱を置きっぱなしにしたり、口にすっぽりと入ってしまうサイズのアクセサリーやおもちゃ、部品などを置きっぱなしにするのもNGです。もちろん、家族の食べ残しなど人間の食べ物を放置する行為もやめましょう。

5.危険な設備を触れられる状態で放置する

電気コードや冬場の暖房器具など、犬が触れてしまうと危険な設備には必ず近寄れないように対策を施しましょう。電気コードであれば、ケーブルカバーや専用ボックスに収納するなどの方法があります。

そのまま放置しているとコードをかじってしまい、感電したり暖房器具に触れて火傷を負ってしまったりする恐れがあります。場合によっては命を奪ってしまう恐れもあるので、必ず対策しましょう。

6.ベランダへのドアを開けっぱなしにする

ベランダへのドアを開けっぱなしにしていると、犬が外に興味を持ち勝手に出てしまう恐れがあります。普段は大人しい犬でも、何かの拍子に興奮状態に陥ったりパニックになったりすると、突飛な行動に出ることもあるので要注意です。

過去には、ベランダに出ていた犬が聞きなれない音にびっくりしてしまい、そのまま脱走してしまったという事例も報告されています。ベランダにはなるべく出さないようにし、ドアにはきちんと鍵をかけておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。室内は屋外よりも安全性が高いですが、油断していると愛犬の命を奪ってしまう危険な事故を招く恐れがあります。今回紹介したような危険な行為や環境はすぐに改善し、愛犬が安全に暮らせるように努めましょう。

(獣医師監修:寺脇寛子)

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