横浜FC、永田滉太朗がユースからいきなりオリヴェイレンセへ期限付き移籍!「移籍を決めた時期」がスゴイ

横浜FCは8月31日、ユースに所属する永田滉太朗とプロ契約し、そのままポルトガル2部のオリヴェイレンセへ期限付き移籍することを発表。

同じONODERA GROUPのクラブ同士で「マルチクラブオーナーシップ」の強みを生かした取り組みが始まった。

すでにポルトガルに渡っている永田は、9月5日に記者会見を実施。その中で、オリヴェイレンセ行きを決めた経緯や時期についてこのように語った。

「自分から特に行きたいと言っていたわけではなくて、オリヴェイレンセとその経営権を獲得して、チーム(横浜FC)としてもやっぱり利用していきたいという中でそういう話が来たので、自分はぜひ挑戦したいと思いました。

移籍市場の関係もあってあまり時間もなかったんですけど、自分の中で行きたいという思いが強かったです。

ちょうどその話を聞いて2日後くらいに(オリヴェイレンセの)開幕戦があったので、その開幕戦を見て『行きたいな』と思いました」

(中略)「話自体があったのは8月12日くらいで、そこから15日のリーグ開幕戦を見て、翌日か2日後くらいには『行きたい、挑戦したいです』という話をしました。

そこから色々な手続きがあって、すごくバタバタして結構ギリギリにはなりましたけど、サポートしていただいて移籍することになりました。

(誰から行ってみないかという話はあった?)オリヴェイレンセの山形伸之さん(社長)からです。

(迷ったところもあった?)そうですね。最初はJリーグを経験してから行ったほうがいいのかとも思いましたし、家族とも話をしました。いきなり海外というのは、やっぱり成功していることも少ないので。

最初は不安でしたけど、自分が、逆に成功している人が少ないからこそ行きたいという気持ちがあったので、挑戦しました」

8月12日頃に話をもらい、1週間足らずで移籍を決めたという、高校3年生の永田。決して簡単な道ではないことは認識しつつ、「Jリーグを経由しても目指すところは海外だった」からこその決断だったようだ。

世代別の日本代表経験もある18歳は、すでに先週末、オリヴェイレンセでU-19のリーグ戦に出場。後半頭から右のワイドでプレーし、良いプレーを見せていたそうだ。

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普段の練習はトップチームで行い、カズこと三浦知良とも一緒にプレーしながら様々な刺激を受けているとのこと。

ドリブルやチャンスメイクが得意な若きアタッカーの挑戦を楽しみにしたい。

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