野菜を食べてはいけない『危険なサイン』6選 腐っているときの特徴と賞味期限とは?

野菜の賞味期限の目安とは

野菜は、すぐに傷んでしまうものもあるので要注意!冷蔵庫や野菜室で保存しておけば大丈夫と思い込んでしまうと、気づいたときには野菜が劣化しているかもしれません。

野菜の保存期間の目安は、野菜の特性に応じた温度帯で保存すればおおよそ1週間ほどであることが多いです。しかし、傷みやすい種類や保存環境が適切ではなかった野菜は、数日で傷んでしまうこともあります。

野菜を食べてはいけない『危険なサイン』6選

食べるのが危険な状態になっている野菜の劣化サインは、以下のものが挙げられます。どれか一つでも当てはまった場合は、野菜を食べず破棄しましょう。

1.不自然な柔らかさ

本来の野菜の硬度ではない、不自然な柔らかさを感じたら、野菜が腐敗している可能性があります。

  • 実がグニャグニャになっている
  • 実の一部に、見覚えのない穴のようなものが開いている
  • 実の一部が柔らかくなっている
  • 実が変色し、柔らかさが増している

実が追熟して柔らかくなる野菜や果物もありますが、そうでないものが圧倒的に多いです。本来の固さではなくなった野菜を、洗ったり水に浸して元通りにして食べるのは、リスクがある可能性があります。

2.本来の水分量ではなくなっている

野菜本来の水分量がキープできていない状態になっているときは、野菜を食べるのは危険です。

  • 野菜がカリカリになって、まったく水分がなくなっている
  • 野菜から本来にじみ出ることのない水分が出てきている
  • 野菜の葉が枯れているなど

水分量が保てない状態の野菜は、かなりの確率で腐敗が進んでいます。

葉先がほんの少し枯れている程度であれば、実の部分は劣化していないことが多いので食べられます。しかし、葉物野菜で葉先が溶けていたり、茎まで上記のような水分量がキープできていない状態になっているとなると、それは食べるべきではありません。

3.腐敗臭がしている

野菜の外見や形状は問題なくても、野菜本来のニオイではなくなっているとなると危険信号です。

  • 酸味の強い臭いがする
  • 硫黄のような臭いがする
  • 使用済みの雑巾臭
  • 納豆やキムチのような、本来することがないはずの発酵臭

外見や形状に問題がないからといって、異臭漂う野菜を調理してしまうのはNG!すでに腐敗が進んでいる可能性が非常に高く、食べてしまうと食中毒になってしまうかもしれません。

4.本来の形を維持できていない

野菜が本来維持すべき形状をキープできていないとなると、すでに食べられない可能性が高いです。

  • 野菜が溶けている
  • カビが生えて、一か所が凹んでいる
  • 持ち上げたとき、ぐにゃっと横たわる
  • 触っただけで、ボロボロに崩れたなど

野菜が本来あるべき形状を保てなくなってしまっているのは、腐敗が進んでいる証拠。火を通しても、調理不可の状態です。

5.カットしたとき、断面に違和感がある

野菜をカットしたときの断面が、いつもと異なっている場合も腐敗しているかもしれません。

  • 断面がつぶれている
  • カットしたところから、本来出るはずがない水が出てくる

今から使おうと思ってカットしたら、腐敗サインが出てしまったとなると、ちょっと残念な思いをするかもしれません。しかし、家族の健康のためにも思い切って腐敗した野菜は破棄しましょう!

6.味が変わっている

野菜を口に入れたとき、野菜本来の味ではなくなっているのであれば食べずに吐き出してください。

  • 酸味が強い味になっている
  • 苦味やえぐみを感じる
  • 舌がしびれるような感覚になったなど

あまり感じないような変化を感じたら、危険サインと受け取るようにしましょう。

まとめ

野菜が腐っているときには、野菜からなんらかのサインが出ていることが多いです。それを見逃さず、腐った野菜は破棄して食中毒を防ぎましょう!

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