引き続き残暑厳しい 全国に「高温に関する早期天候情報」も 気象庁1か月予報

1か月予報(平均気温)

 気象庁は7日(木)、向こう1か月(9/9~10/8)の天候の見通しを発表した。暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに9/22(金)ごろにかけては、全国的に気温がかなり高くなりそうだ。気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすいため、北日本や西日本の太平洋側、沖縄・奄美は、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見通し。

高温に関する早期天候情報

高温に関する早期天候情報

 向こう2週間も暖かい空気に覆われるため、気温が高くなる地域が多い見込み。とくに、13日(水)ごろからの5日間ほどは北~西日本・奄美で、17日(日)ごろからの5日間ほどは沖縄で、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は全国に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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