ゾウの赤ちゃんは女の子、札幌 好奇心旺盛、円山動物園

札幌市の円山動物園で誕生したアジアゾウの赤ちゃんと母親のパール=7日

 札幌市の円山動物園は7日、アジアゾウのパール(19歳)が8月に産んだ赤ちゃんを報道陣に公開、性別は雌だと発表した。9月中に一般公開する予定で、飼育担当の鎌田祐奈さん(29)は「ちょこまかと走ったり、砂山にダイブしたり、子ゾウならではの動きを見てほしい」と好奇心旺盛な近況を笑顔で話した。

 園によると、子ゾウはすくすくと成長し、体重170キロ。パールに甘えるようにぴったりと寄り添い、時折、しっぽに鼻を絡ませて遊んでいた。鼻で枯れ草を拾い上げようと奮闘したり、パールにトコトコと駆け寄ったりし、パールが授乳する様子も見られた。

 父親はシーシュ(15歳)。

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