もう失敗しない!お庭の雑草対策3選!よくある失敗も紹介

雑草対策のよくある失敗

いくら取り除いても草が生えてくるのは、草取りのやり方が間違っている可能性があります。ここでは、雑草対策のよくある失敗をご紹介します。

雑草の地上部分だけを刈り取っている

雑草の地上部分だけ刈り取っても、根っこが生きているため、またすぐに草が生えてきてしまいます。特にスギナやタンポポなどの「地下茎」を伸ばして成長する雑草に対しては、地上部だけを刈り取ってもほとんど効果がありません。地下茎がある雑草を刈るには、根を切らないように、カマに引っ掛けて抜くイメージで行いましょう。

安価な防草シートを使う

防草シートは、雑草の光合成を抑え、成長させないための有効な手段です。ホームセンターや通販などで目にしたことがある方も多いと思います。

しかし、安価で薄手のものを買ってしまうとすぐに劣化し、破れた隙間から雑草が生えてきてしまいます。早いものでは1年でダメになってしまうので、防草シート選びは慎重に行いましょう。

ウッドチップを敷く

ウッドチップとは、木を細かく砕いた資材のことで、雑草対策とともにお庭をおしゃれにアレンジできます。しかし、隙間から雑草が生えたり、虫が集まって近くの植物に悪影響をおよぼしたりする可能性もあります。

ウッドチップを使う場合は、防虫効果の高い木材を使ったり、日当たりや風通しの良い場所で使うといった工夫が必要です。

失敗しないお庭の雑草対策3選

お庭の雑草対策にはいくつか方法があります。ここでは3つご紹介します。

1.除草剤を使う

もっとも手軽なのは除草剤を使うことです。特に根まで枯らすタイプは、ヨモギやスギナなどのしつこい雑草にも効果を発揮します。

ただし、除草剤は散布方法や希釈倍率を間違えると大切な植物を枯らしてしまうリスクもあります。最大限の効果を発揮するには、使用方法をよく読み、正しく使うことが重要です。

2.防草シート+砂利

防草シートの上から砂利を敷くことで、高い防草効果が期待できます。ここで注意したいのが、防草シートの選び方です。

防草シートには「不織布タイプ」と「織布タイプ」があります。不織布タイプは、経年劣化しにくいですが値段は高め。一方の織布タイプは、耐久性は低いですが値段が安いという特徴があります。

長期間使いたい場合は不織布タイプを、短期間だけ使いたい場合は織布タイプを選ぶと良いでしょう。また、砂利を敷く際は、5cm程度の厚みになるように敷いてください。

3.グランドカバープランツを植える

グランドカバープランツとは、その名の通り「地面を(グランド)覆う(カバー)植物(プランツ)」のことで、地面一体に綺麗な植物を植えて、雑草が生える隙間をなくすのが狙いです。

例えば「クラピア」という植物は、白くて小さな花が咲くため、雑草対策はもちろん、景観向上にも役立ってくれる人気の植物です。非常に成長が早く、匍匐(ほふく)するように広がるため、高い防草効果が期待できます。

他にも、ブラッククローバーやタイム、ミントなどもグランドカバープランツに向いています。ただし、雑草化しやすかったり、お手入れが難しい植物もあるので、慎重に選ぶようにしましょう。

まとめ

お庭の雑草対策をご紹介しました。雑草は生命力が非常に強いため、間違ったやり方ではあまり効果が期待できません。上手に対策をして、綺麗なお庭を取り戻しましょう!

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