古洞駅・屯門南延伸で256億ドル

李家超・行政長官と行政会議は9月5日、MTR古洞駅と屯門南延伸プロジェクトの資金調達取り決めを承認し、特区政府運輸及物流局は香港鉄路(MTRC)とプロジェクト契約を締結した。6日付香港各紙によると、MTRCは資金調達、設計、建設、運営、メンテナンスを担当してプロジェクトを展開。2つのプロジェクトはそれぞれ 2027年と2030年に完成する予定だ。 政府は引き続きMTRCに不動産開発用の土地を供与することで、2つのプロジェクトを推進するための財政援助に充てる。政府報道官は、独立した監査コンサルタントの支援を受けて、政府はMTRCから提供されたプロジェクト予算を精査したと説明。 2023年7月の価格水準で計算すると、古洞駅プロジェクトの予算は約98億ドルで、その中には古洞駅の建設費約59億ドル、同時に進める北環状線の詳細計画と設計、一部の予備工事の支出約39億ドルが含まれる。一方、屯門南延伸プロジェクトの推定建設費は約158億ドルとなる。

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