ジャガー、フル電動モデル『I-PACE』をマイナーチェンジ。9月7日よりオンライン限定受注開始

 2018年の発売以降、スポーツカーとしてのパフォーマンス、ゼロ・エミッション、洗練性、そして全輪駆動SUVとしての高い実用性を兼ね備えたモデルとして評価を受ける、新世代ジャガー初のフルバッテリー電気自動車(BEV)『I-PACE(アイ・ペース)』が、導入以来で初となるマイナーチェンジを実施。オンライン限定で9月7日より受注が開始されている。

 内外装をアップグレードしたうえで、ワンメイクレース・シリーズの『ジャガーI-PACE eトロフィー』で培った経験や知識を活かし、効率性や温度管理性能を向上させるなど、2022年にイヤーモデルを投入していたI-PACEが、マイナーチェンジとしては初の刷新を受けることに。

 エクステリアではフロントシールドとグラファイトアトラスマットフィニッシュのフロントチークを採用するなど、よりエレクトリックでスタイリッシュな外観に仕上げられた。

 総数432のパウチセルから成る90kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、WLTCモード438kmという航続距離を実現する同車は、ドライブシャフトと一体化した軽量かつコンパクトな2個の永久磁石同期式電動モーター(最大効率97%)により、合計最高出力294kW/400PS、最大トルク696Nm、0〜100km/h加速4.8秒を実現する圧巻のパフォーマンスを誇る。

 そのI-PACEは2024年モデルから固定の仕様のみとなり、段階的に販売モデルを追加、変更する方式を導入。第1弾グレードは“RダイナミックHSE”のみで、脚元ではグロスブラックフィニッシュの22インチ“スタイル5056”アロイホイールを装着し、エクステリアカラーにはアイガーグレイ(サテン)、サントリーニブラック、オストゥーニパールホワイトの3色を用意し、インテリアにはエボニーの組み合わせが設定される。

 そのエボニーウィンザーレザーのパフォーマンスシートを採用する前席は14ウェイの電動機能を備えるとともに、クリアサイト・インテリアリヤビューミラーやヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなど多彩なドライバー支援や利便性向上の機能が装備される。

 このオンライン限定販売化にともない、手続きをサポートする“ジャガーI-PACEクライアントアドバイザー”というコールセンターも新設され、価格は1517万1000〜1623万8000円(税込)となっている。

エクステリアではフロントシールドとグラファイトアトラスマットフィニッシュのフロントチークを採用するなど、よりエレクトリックでスタイリッシュな外観に仕上げられた
総数432のパウチセルから成る90kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、WLTCモード438kmという航続距離を実現する
エボニーウィンザーレザーのパフォーマンスシートを採用する前席は14ウェイの電動機能を備える
オンライン限定販売化にともない、手続きをサポートする“ジャガーI-PACEクライアントアドバイザー”というコールセンターも新設される

ジャガー公式サイト:http://www.jaguar.co.jp
ジャガーコール(フリーダイヤル):0120-050-689
オンライン販売ページ:https://osa.jaguar.co.jp/

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