護摩壇に無病息災や家内安全祈る/岡山・美作市の道仙寺で柴燈大護摩供養【岡山・美作市】

修験道の霊山として知られる美作市の後山の麓にある道仙寺で9月7日、無病息災などを祈願する柴燈大護摩供養が2日間の日程で始まりました。
柴燈大護摩供養は道仙寺で1300年以上続く伝統行事で、修験道の開祖・役行者の命日とされる9月7日と翌日8日の2日間にわたり、毎年行われています。
境内では山伏装束の修験者がほら貝を吹きながら入場し、護摩壇に点火すると炎が勢いよく舞い上がりました。
そして、願いが書かれた護摩木が投げ込まれると、参拝者は燃え盛る炎に向かって手を合わせ無病息災や家内安全などを祈っていました。

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