滝川第二・坂井投手がプロ志望届 最速149キロの本格派右腕

滝川第二高の坂井陽翔投手=7月18日、ほっともっとフィールド神戸

 日本高野連は7日、滝川第二(兵庫)の坂井陽翔(はると)投手(18)がプロ志望届を提出したとホームページ上で発表した。

 加古川市立氷丘中出身の坂井は、最速149キロを誇る右の本格派。186センチの長身から、フォーク、スライダー、ツーシームなど多彩な変化球を投げ込む。打者としても長打力があり、チームでは中軸を担った。憧れの選手は、米大リーグエンゼルスの大谷翔平。

 主な戦績は、今春の兵庫県大会で準優勝。今夏の全国選手権兵庫大会は、準決勝で明石商に敗れ、4強止まりだった。

 春夏通じて甲子園大会の出場経験はないが、4月にあった18歳以下日本代表候補の強化合宿に参加した。(初鹿野俊)

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