「ビッグモーター」街路樹が枯れた問題で警察に被害届　除草剤の成分検出で「意図的に枯らした」器物損壊の疑いで＝静岡県

「ビッグモーター」の店舗の前の街路樹が枯れるなどした問題で、静岡県が行った富士市の店舗前の土壌検査で除草剤の成分が検出されたことを受け、県は9月7日、警察に被害届を提出しました。

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ビッグモーター富士店（静岡県富士市）前の街路樹をめぐって、静岡県は、8月2日に土壌調査を行い、対象の4か所すべてから除草剤に使われる成分の「グリホサート」と「ブロマシル」が検出されました。

壌調査の結果が公表された9月1日以降、ビッグモーター側からの連絡はなく、これまでの聞き取りに対しては「除草剤は使っていない」と使用を否定しているということです。

県はこの状況を踏まえ、ビッグモーター富士店前の街路樹は、何者かが除草剤を撒き、意図的に枯らした器物損壊の疑いがあるとして、7日午前、富士警察署に被害届を提出し、受理されたということです。原因がビッグモーター側にあると特定された場合、県は復旧や調査の費用を請求する方針です。