社会人野球からプロ野球を経ずに米大リーグ入りを目指した吉川峻平投手(28)が6日、現役引退を表明した。X(旧ツイッター)に「後悔が無い事はありませんが、自分の野球人生には非常に満足しています」などとつづった。
本格派右腕として注目されていたパナソニック時代の2018年にダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。交渉の段階で社会人野球を統括する日本野球連盟の規定に抵触し、登録資格剥奪などの処分を受けた。メジャー昇格は果たせず、昨季から北米の独立リーグ、フロンティアリーグのシャンバーグに所属していた。(共同)