かりそめ天国も注目!東京・代々木の“夜高いのに昼安い店”に実際に行ってみた

旅人へひとこと

東京・代々木駅近に構える高級和食料理店で過ごしたランチタイムのひとコマをご共有します!

東京都渋谷区代々木──

代々木駅にやってきました。ここから徒歩2〜3分ほどの所に、今回の目的地があります。

それが、こちら──

『高瀬』さんです!

国産の天然ふぐ料理を楽しめる高級和食料理店『高瀬』さんの創業は2001年。銀座や麻布で修行を重ねた高瀬亘さんが開業されたのだそうです。お店公式HPには「和食一筋、日本料理の料亭で20年修行した和食をご賞味頂けます。」とあります。

また、ホッと落ち着ける空間はランチタイムも例外なく。お店の皆さまの接客は物腰やわらかく、とても丁寧。都会の喧騒と距離を置いて、ゆったりと食事をしたい時にもってこい!なお店でした。

リーズナブルなランチメニュー

夜は2万円を超える「本場・下関から直送される天然河豚を使った高級コース料理」などを楽しめる『高瀬』さんですが、お昼はグッと敷居が下がります。ランチの予算は1,000円台からと、落ち着いた店内の雰囲気はそのままにかなりリーズナブルに楽しめる仕様になっています。

ちなみに、「マツコ&有吉のかりそめ天国」では「“夜高いのに昼安い店”を徹底調査!」という企画にも出演されています。

海鮮丼

こちらが、お昼の人気メニュー「海鮮丼(税込1,300円)」。主役の丼に加え、味噌汁、お新香、小鉢2品。さらに、デザートもあわせて計6品という構成です。丼&味噌汁だけではなく、脇役たちが充実している点がポイントですね。

丼には、中央の長芋を囲むように、3種の鮮魚と厚焼玉子。なお、天然物にこだわるという魚は、鰹・すずき・鰤でした(ネタは時期や仕入れなどによって変わる模様)。

その下には白米(酢飯に非ず)。やや柔めな炊き加減かもしれないそれには、上記鮮魚たちと同様に甘めな味付けの醤油ベースのタレが少々掛かっていました。

個人的に気になっていたのは、鮮魚たちの提供温度。「冷たかったらどうしよう…」などという食前の心配は杞憂でした。

ほどよい温度で提供された鮮魚たちの、ヌゥッと歯に絡み旨味を発散するパフォーマンスは上々。また、切身の厚さは、心地良い歯応えを感じられるちょうど良い薄さだったように思います。タレの掛かった白米と一緒に頬張るなら、なおのこと。

鰹・すずき・鰤の3種のうちあえてMVPを挙げるなら、この「鰹」でしょうか。

端正な表情を浮かべるすずきや鰤よりも一段階深い旨味を。そろそろ「戻り鰹」の時期かと思うのですが、そのボディからはふくかよかさのようなものが感じられた次第です。

また、これら「味噌汁」や「こんにゃくの和え物」などは脇役でありながら、うれしさを底上げしてくれるパフォーマンス。塩味や酸味など、その味付けには品の良さも垣間見えます。

そして、〆のデザート。マンゴープリンの口溶けは良好でした。軽やかな酸味で持って、さっぱりと爽やかな食後感を供してくれました。

“夜高いのに昼安い店”は安いだけでなく、総じて居心地良き1軒でした!

高級店でゆったりと、且つ、リーズナブルにランチがいただけるとはありがたいばかりです。

ガツガツ掻っ込む丼も良いですが、都会の喧騒とは距離を置いて落ち着いた雰囲気の中でいただく丼もまた良き。同時に、こんな空間を作っていただけるお店の皆さまに感謝せねばです。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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高瀬

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*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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