【トゥールーズ(フランス)共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表は7日、フランスのトゥールーズで練習した。公開されたトレーニングではSOの松田(埼玉)や李承信(神戸)が8月26日のイタリア戦で不調だったプレースキックを繰り返し蹴り、普段代表でキッカーを務めていないSH斎藤(東京SG)も加わり感触を確かめた。
10日の1次リーグD組初戦の相手、チリはW杯初出場で初対戦となる。スクラム担当の長谷川コーチは過去の映像を分析していることを明らかにし「全部データはある。いい(スクラムの)練習はできている」と自信を示した。
現地のファンら約1500人にも公開し「ニッポン」コールが起きた。プロップのミラー(埼玉)は「地元の人たちがサポートしてくれるのはすごく力になる」と喜んだ。