朝乃山、関脇と連戦 大相撲秋場所初日・若元春、2日目・琴ノ若

 日本相撲協会は8日、大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。元大関で西前頭2枚目の朝乃山(29)=富山市出身、高砂部屋=は、初日に西関脇の若元春(わかもとはる)(29)=福島県出身、荒汐部屋、2日目に東関脇の琴ノ若(ことのわか)(25)=千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=と対戦する。

 若元春は昨年の秋場所から勝ち越しを続け、関脇在位3場所目。初対戦の先場所は朝乃山が寄り切りで勝利した。新関脇の琴ノ若は朝乃山と同じく右四つが得意で、初顔合わせとなる。

 朝乃山は7月の名古屋場所7日目の豊昇龍戦で左上腕を負傷。翌日から休場し、12日目に復帰して千秋楽に勝ち越しを決めた。けがの影響で夏巡業を途中休場したが再出場し、古里富山で開かれた黒部、氷見の両場所で雄姿を見せた。

 ただ、氷見場所の稽古で右足親指を痛めたもようで、15日間を通した戦いぶりに注目が集まる。

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